修身教授録

一時一事 「修身教授録」
 
「事をなすに当たって、
 もっとも困難なのは、
 
 ”自分が現在なさなければならぬ”
 と分かったことをするために、
 
 それ以外の一切のことは、
 一時思い切って捨てるということです。
 
 このように、

 自分が現在なさなければならぬ事以外は、

 すべてこれを振り捨てる、
 ということと、

 なすべきことに着手する、
 
 ということは一つの事の両面です。
 
 おそらく事をなす上で、
 一番の秘訣かとおもうのです。」
 
 
帰宅して、部屋を片付けるということは、
ソファで寝転んでダラダラしないということ。
 
Aに集中して取り組むということは、
「A以外」に目も向けずに取り組むということ。
 
これは2つで1つ。
 
  
【 要するに 】
 
あなたが何かをしようと思ったら、
一緒に何をしないかも決めよう。
 
例「会社についたら、メールをチェックせずに、
 メモ帳に1日の流れを書き出す」

 
【 奥義 】
 
押してダメなら引いてみる。
「やる」で行き詰まるなら「やらないもの」を決めてみる。