星の商人 ストーリー
田舎から湾岸都市に商人になるため出てきた
レキとスタム
飲食店の店主の紹介で、大商人を引退した賢者を紹介される。
賢者に商人になる方法を聞くと
「商人になるなど、簡単なことじゃ。
まず自分を商人だと思い、人にそう言えばいい
そして、市場に行って何かを売るのだ」
こう答えられる。
★難しく考えるのではなく、大切なのは
「まず最初に、なると決める!、そして周りに宣言し、一歩を踏み出すこと」
賢者から「大商人の秘宝」という羊皮紙を1人1ゴールドで買う。
1ゴールドとは、一食分と同じ金額なので、高い金額ではない。
羊皮紙には「他の成功は、己の成功」と書かれている。
レキは「ほかの人の成功を助けると、自分も成功する」と理解するが
スタムには理解されず
「誰かの成功を助けていたら、自分が貧乏になる」と考えてしまい
悪どい方法ながら、街で一番儲けていると言われる商人
「オークランド」の元で働くことを決意する。
★富は奪い合うべきという
「競争マインド」のパラダイムを持ったスタムと
誰かを助けることが成功につながるという
「豊かさマインド」のパラダイムを持ったレキ
同じところで、同じ情報を得た二人が、ここで分かれてしまう。
レキは「誰かの成功を助ける」を実践するため
港で目に留まった、適当な人の荷物運びを手伝ったところ
盗まれるのではないかと疑われ、重労働を手伝ったのに
感謝もされず立ち去られてしまう…。
次に手伝ったのは「アル」という商人で
手伝いを感謝してくれ、ちゃんと報酬も支払ってくれた。
この出来事から、レキは
「ほかの人の成功を手伝うとしても、相手を選ぶことが大切」と学ぶ
すると、羊皮紙には
「成功者にふさわしき者を選べ」と浮き上がってきた。
★誰かをサポートする時には、選ぶことも大切。
ただ漠然と選んでしまうと、都合よく使われて終わりになる。
レキはアルの仕事を継続して手伝うようになり
家に住み込みをすることになった。
「いくら教えてもわしの知識は減るもんじゃない
それにこうして人に恩をかければ、いずれ協力者になってくれるものだ
持っている物にしがみつく者はずっと独りぼっちで貧しい」
このようなパラダイムを持つアルは
商人としてのノウハウを惜しみなく、レキに伝えていく。