原稿用紙10枚を書く力

読書感想文で、書く力と独自の思考を磨く。
 
 
「 読書をしたら、
  あなたがおもしろいと思ったところ、
  アンテナに引っかかった部分をはっきりさせる。
 
  三ヶ所を選ぶ。
  (このときに性質が似ていない3つを選ぶのがポイント)
  
  そして、それぞれの部分について自分の言いたいこと(コメント)をまとめる。
 
  次に順番を考える。
  引っかかった部分の3ヶ所を組み合わせることで、
  読んだ人がその本を通じて得られた具体的なものがみえてくる。

  1冊の本を読んで、好きなところ1つだと、
  同じものを選ぶひとが多いが、
  3つ選ぶとその人のオリジナリティーが出る 」
 
  
あえて極端に言えば、
「書く」とは「能力開発」です。
 
「あの本はおもしろかった」では、なんの力も伸びませんが、上記のように書くことで、
 
 思考力、意見を言語化する力、まとめる力、つなげる力、などなどが鍛えられていきます。
   
  
【 要するに 】
事実の記録や報告でもなく、
答えのない「意見をまとめあげる」というプロセスが、
その人を練り上げる。
  
  
【 奥義 】
説得する文章を書く力は、
最強のスキルの1つ。