最高のリーダー、マネージャーがいつも考えている、たったひとつのこと

すぐれたマネージャーの特徴
 
いきなり重要なことを言います。
「 優れたマネージャーは、結果からスタートしない。
  出発点は、部下ひとりひとりの才能である 」
 
ここです。
優れたリーダーは、未来をはっきりと明確にすることに集中するのに対し、
優れたマネージャーは、「部下の才能」からスタートします。
 
「出発点が異なる」と覚えておきましょう。
 
すぐれたリーダーはどこに向かうか、
どんな未来を共に実現するか、
それを「明確にする」ことに優れています。
 
一方、優れたマネージャーは、
「部下の才能」と「業績」をどうやったら結びつけられるか、
それを見つけ出すことが自分の仕事だと理解しています。
 
優れたマネージャーには、
「上司と部下の板挟み」が存在しません。
なぜなら「部下のために働く」ことが企業のためになる唯一の道だと知っているからです。
 
マネージャーにしかできない会社への貢献があります。
 
それは、「他の人々により生産的に仕事をしてもらうこと」です。
 
つまり、優れたマネージャーとは、
Aさんのもとで働くより、
Bさんのもとで働く方が生産性があがる、
というところで測ることができます。
 
そのためにはどうしたらいいか?
「部下一人一人の成功こそが、自分のいちばん大切な目標だと、
 部下一人一人に信じてもらうこと」なのです。
 
部下に「自分の味方だ」と思ってもらえて、優れたマネージャーになれるのです。
 
【 要するに 】
 
リーダーとマネージャーでは、志向性が異なる。
未来に向かうか、人に向かうか。
 
自分がどちらに向きやすいか、考えよう。
 
【 奥義 】
 
才能とは、脳の自然な使い方。
自然に使うパターンを強化しよう。