働き盛りの心理学
劣等感に対してどのようなイメージがあるだろうか?
劣等感は感じてはいけないと思っていないだろうか?
背の低いバスケットボール選手が、
テクニックを上達させてトッププレイヤーになるように、
「自分が劣っている」という意識から、戦い方が変わり、活躍の道がひらける、
これを覚えておきましょう。
誰のなかにでも、多かれ少なかれ、劣等感はあります。
腹がたったとき、嫉妬や不安感、それらの奥には「劣等感」があることが多いのです。
仕事で評価されていたりすると、「劣等感」を素直に認められなくなってきます。
素直に認めれば、自分をよく知ることにつながり、新しい自分の使い方が見えてきます。
しかし、劣等感なんてないんだ、と否定すると、平常心を失わせることにもなります。
自分のできる事を見つけて、
それに対する努力をコツコツ続けてみる。
すると、どうでしょう。
背が低く劣等感があった自分が、
そのおかげでプロバスケットボール選手に選ばれることになったと、
長所へと変わるのです。
【 要するに 】
劣等感というものがあることを隠そうとしない。
無理になくそうとしたり、目を背けるのではなく、現状を認めるエネルギーへ変えよう。
冷静に現状をみることができれば、それが新しい努力を始める起爆剤となる。
【 奥義 】
劣っている、というのを「評価」ではなく、「事実」として認められたとき、
夢へもっと近づくパワーになる。