ワン シンク  一転集中がもたらす驚きの効果

逆境は夢を叶えることを加速する
 
ある人たちにとってはずっと夢物語なことを、
一部の人たちは、着実に現実へと変えていく。
 
とくにそれがハッキリとするのは、逆境のときだ。
 
夢物語を「語りつづける」人たちは、次の順番をたどる。
 
【スタート】不都合な出来事が起こる

1)現実から逃げる(見て見ぬ振り)
2)現実に抗う(わたしはそうは思わない!)
3)他人のせいにする(あの人たちのせいだ)
4)言い訳をする(わたしのせいじゃない)
5)事態の好転を願う(なんとかなるだろう)

【ゴール】人生の犠牲者になる

 
語り続ける人にとって、不都合なことは「壁」であり「妨げ」であり、邪魔者だ。
夢が叶わないのは「仕方がない」ことなんだ、と言い聞かせる。
 
一方、夢物語を「現実の人生」へと変える人たちは、次の順番だ。
 
【スタート】不都合な出来事が起こる


1)現実を探究する(なにが起きてる?)
2)現実を認める(そういうことか!)
3)責任を引き受ける(これをどうにかするのは私の責任だ)
4)解決策を見つける(何ができるだろう?)
5)なすべきことをなす(これを実行しよう)

【ゴール】自分の人生の責任者になる。

 
夢を叶えていく人たちにとっては、
人生に起こる不都合なことは、「人生の一部」だ。
自分の人生に起こることだから、自分がなんとかしようとする。
 
あなたが犠牲者になっている部分はどこか?
あなたが責任者になっている部分はどこか?
 
【 要するに 】
自分の人生なのに、「責任者はわたしじゃないんです」
という態度で生きていては変化は起こらない。
 
「この人生の責任者はわたしだよな」という自覚が生まれたとき、
ひとの中に眠る力が目覚め始める。
 
【 奥義 】
不満を感じたら思い出そう。
「それって誰の人生のこと?」